東京都指定の「診療・検査医療機関」
当院は発熱外来を実施している医療機関です
東京都指定の「診療・検査医療機関」として、東京都福祉保健局のもと新型コロナウイルス行政検査を実施しています。当院で行える検査はPCR検査・抗原検査の2種類です。
一部報道等でPCRの検査結果報告の遅れが指摘されていますが、当院では36時間以内に患者さんにお伝えしております。
PCR検査に加え抗原検査も同時に行っています。そこで陽性と判定されたら、保健所からの指示も速やかに行えるよう、できるだけ早くハーシス(HER-SYS)✴︎に登録しています。
必要に応じてラゲブリオ処方可能です。
✴︎HER-SYSとは新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムの名称です。2020年5月末より厚生労働省が保健所・都道府県・医療機関等をはじめとした関係者間の情報共有しているシステムです。
行政検査とは?
新型コロナウイルス感染症の検査は、「行政検査」、「自治体等の独自検査」、「自費検査」の3つに分けられます。
行政検査は、発熱などの症状がある方が対象です。また、感染の疑いがある方等に、保健所や、医療機関の医師が、必要と判断して行う「感染症法に基づく検査」です。
行政検査にかかる費用
検査費用は無料です
受診には必ず保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用にも対応)をご持参ください。医師が検査を必要と判断した場合、検査費用は無料ですが、別途初診料等は患者さん側の負担が発生いたします。薬の処方がない場合は3割負担の方で一連で4000円くらいが目安です(検査内容によって若干の変動はあります)。なるべく接触を減らす及び早く自宅等で安静にしていただけるように、費用に関しては後日請求書を送付させていただいています。
行政検査の対象
新型コロナウイルス感染症にかかる「行政検査」の対象者としては、感染症法第 15 条第1項・第3項第1号より、以下の方が対象です。
- 新型コロナウイルス感染症の患者
- 当該感染症の無症状病原体保有者
- 当該感染症の疑似症患者
- 当該感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者(濃厚接触者である、または濃厚接触者の疑いがある場合も含む※)
※保健所の業務負担軽減のため
発熱外来で行える検査
医師が検査が必要と判断した場合にのみ行う検査となります。陰性証明目的とした検査ではございませんのでご注意ください。
PCR検査(新型コロナウイルス)
当院では鼻咽頭ぬぐい液による検査方法を行なっています。厚生労働省の見解によれば発症から9日以内であれば検出可能とされています。無症状であっても検出可能です。検査会社に提出するために検査結果は翌日になってしまいます。
抗原検査(新型コロナウイルス)
抗原検査キットを使用しています。採取方法は鼻咽頭ぬぐい液でウイルスの構成成分であるタンパク質を検出する方法です。判定時間は15分であるのでその場で検査結果がわかる長所があります。
インフルエンザウイルス検査
「クイックナビ-Flu」というインフルエンザ迅速診断キットを使用します。判定に要する時間は5分と短く、陽性の場合は2分程度で検査結果が判明します。検査は鼻腔拭い液・鼻腔吸引液・咽頭ぬぐい液を使いますが、当院では主に鼻腔拭い液を使用しています。
発熱外来受診の流れ
夏は熱中症による発熱、冬はインフルエンザなどで発熱を訴える患者さんが増加します。発熱を伴う風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症は、症状のみでの判別は困難です。
ですので他の患者さん並びに発熱患者さん同士の接触をできるだけ避ける必要がありますので、ご来院される前に必ず電話で予約してください。
9:00〜12:15/14:30〜18:15
※木・日・祝は休診です※土曜日は午前中のみ
お電話での申込後に以下のいずれかよりweb問診表のご記入をお願いします。
Gmailアカウントがある
こちらのGoogleフォームにアクセスしてweb問診表のご記入をお願いします。
Gmailは使っていない検査受付専用メールまでメールを送信してください。折り返しweb問診をご案内いたします。
当院の発熱外来を受診された患者さんへ
当院では下記の臨床試験を実施しております。 本研究の対象者に該当する可能性のある方で診療情報等を研究目的に利用又は提供されるこ とを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にお問い合わせください。
当院の新型コロナウイルス感染症に対する考え方をブログにしてありますので、お読みいただければ幸いに存じます。
セルフで行えるPCR検査キットは医療崩壊を起こしかねないリスキーなものです。
ヘンテコな感染症に関する誤った解釈がメディアに掲載されていることも、併せて危惧しております。
少しでも皆様のお役に立てたら、と思い掲載させていただきます。
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