生活習慣病とは
生活習慣病とは、食事、飲酒、喫煙、運動、ストレスなどの生活習慣が大きく関与して発症する疾患の総称です。
「がん」「脳卒中」「心臓病」は三大生活習慣病と言われ、日本人の約70%がこれによって亡くなっています。
他に、脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肥満といったさまざまな症状があります。
症状
初期にははっきりした自覚症状はありませんが、放っておくとそれぞれ症状が現れます。いずれも進行すると重い症状を示し、最悪の場合死に至るものもありますので、早期発見・早期治療が大切です。
ここでは代表的なものの症状を記載します。
胃がん
- 黒っぽい便がでる
- 便秘がちになった
- 下痢をしやすくなった
- 胃の痛みが続く
- 食欲不振
- 吐き気や嘔吐がある
- 背中や腰の痛み
など
脳卒中
- 手足がしびれる
- めまいや立ちくらみがする
- 頭が割れるように痛む
- 軽度の頭痛が発作的にある
- 一定期間の記憶がない
- 片方の目が見にくい
- 物が二重に見える
- 口にしたものをこぼす
- ろれつが回らない
など
高血圧症
糖尿病
脂質異常症
原因
偏った食生活、食べ過ぎ、飲酒、喫煙、運動不足、不規則な睡眠、過度のストレスなど原因はさまざまで、まさにその方のライフスタイルが招いた疾患といえます。また、遺伝的な要因も関係しています。
診断と検査
各項目の「診断と検査」をご参照ください。
- 高血圧症
- 糖尿病
- 脂質異常症
当クリニックの考え方・治療方法
当クリニックでは、内科治療において生活習慣病を重視しています。
ライフスタイルの改善を行いながら、必要な治療・検査を行っていきます。しかし、仕事上改めることができない生活様式や、その方の嗜好品に左右される疾患でもあります。あまりにも教科書的な指導は無意味であると考え、無理なライフスタイルの改善より、見直せる部分、長期間継続できる範囲内でのアドバイスを中心に診療を行っています。
残念ながら脳疾患、心臓疾患は緊急時の対応ができかねますので、連携病院および連携医をご紹介しています。
症状が安定した場合は、当クリニックで処方およびフォローアップを行っていきます。
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