おしどり夫婦と呼ばれていても、実際のところ内情はグッダグダ。しかし、2人のあいだで何が本当に起きているかは不明のことが多いためか昔から「夫婦喧嘩は犬も食わない」なんてことが言われています。
本記事の内容
夫である船越英一郎さんをバイアグラ100ml男とお呼びになっていますが⋯。
今回、ご主人である船越英一郎さんがバイアグラを服用しながら浮気をしたとされることに対するアピールなのかこのようなツイートを松居一代さんは披露しています。
これを見て数字や単位にウルサイ医療関係者はギョッとしたのではないでしょうか?
だってバイアグラ100mgならわかるけど、100mlってどんだけの量よ❗
薬の多くは重さであるグラムやミリグラム(mg)を単位として使用します。もちろん液体状の薬の場合はmlで表す場合もありますけど少なくともバイアグラは固形なので万が一バイアグラを体積である100ml(ミリリットル)飲んだら⋯多分、致死量に達すると思われます。
バイアグラ100mlを錠剤であるバイアグラで換算してみました❗
一般的にトンデモさんは量の概念に乏しく、また計算に弱いという特徴がトンデモウォッチャーの間では常識化されています。例えば⋯カテキンの副作用??❗花王「ヘルシア」4本で死亡の真贋について
日本で処方薬として入手可能なバイアグラは25mgと50mgの二種類(海外では100mgがあるようです)であり、ml(ミリリットル)のものは存在しません。
バイアグラは薬としては特徴的なひし形をしており寸法はバイアグラ25mg錠で9.3ミリ×6.8ミリ×3.4ミリ、バイアグラ50mg錠で11.3ミリ×8.2ミリ×4.4ミリとなっています。
きっちりとしたひし形ではないので、正確な体積を求めることは不可能ですがバイアグラ50mgの体積を計算すると
対角線 × 対角線 ÷ 2 × 高さ
1.13×0.93÷2×0.44=0.203852
となります。
つまりバイアグラ50mg錠の体積は約0.20ml❗
バイアグラ100mlってバイアグラ50mgを500錠飲むことになってしまいます❗
これだけのバイアグラを飲んだら、多分死んでしまう可能性が高くなることが予想されます。
バイアグラを大量に服薬した場合の危険性
バイアグラが勃起不全に効果を発揮するのは、主成分であるシルデナフィルクエン酸塩によって血管が拡張するためです。
そのために狭心症の薬であるニトログリセリンとの併用は禁忌になっています。また、血管が拡張することにより急激な血圧の低下も理路上は考えられますので、低血圧や十分にコントロールされていない高血圧症の方の服用も禁忌とされています。
松居一代さんのおっしゃるようにバイアグラを100ミリグラムではなく、100ミリリットル服用することはバイアグラ50ミリグラム錠を500錠服用ってことになりますので、メーカーサイドもこれほどの大量服用に関するデータは持っていないと思われます。
松居一代さんって投資とかがお得意で、大方の予想を裏切ったトランプ大統領選出ではかなりの利益を得たと報じられていました。為替等に通じているはずの松居一代さんがmgとmlを間違えるなんて、円とドルとユーロを間違えるようなものであり、現時点の彼女の精神状況は普通ではないと温かい目で見守ってあげたいです。
夫婦間のゴタゴタに口を挟む気は一切ありませんけど
松居一代さんは確かお子さんがアトピー性皮膚炎を患っていて、標準治療では十分な効果がなかったために、アトピー治療に対して独自の理論を展開されたことで有名になったと記憶しています。
書籍として掃除術、簡単に料理ができる圧力鍋の使用法、収納方法などなど一般主婦に受けるものを多く書かれています。さらに近年では「松居一代の開運生活」なども書かれており、スピチュアル方面にも足を突っ込まれたご様子。
今回の泥沼状態の芳ばしい香りが漂うドタバタ騒動、「禍を転じて福と為す」ような開運生活が今後も送れるのか、ハラハラしながら生温かい目で見守っていきたいと存じます。