夏に多い病気といえば、「熱中症」。あまり外出するなよ!との風潮が強い2021年の夏、熱中症にならないための対策、熱中症予防方法はどのようなものがあるのか、公的資料をもとにして、具体的にはどのようにすれば良いのかを考えてみました。
かなり無理があるし、他の問題も発生しちゃう可能性のある公的(特に環境省)な見解とも考えられるのではないでしょうか?
本記事の内容
7月は熱中症での救急搬送数が年間最多
総務省よれば熱中症で救急搬送される方の人数はこのグラフのようになっています。
熱中症による救急搬送は平成30年(2018年)が最多であり、その後は令和元年(2019年)、令和2年(2020年)と若干減少傾向にあるように見えます(しかし、時系列が右から左になったグラフにしたんだろう。さらにデータを見るときに和暦は適さないかもね)。
へんてこな環境というか状況であった令和2年は若者は減少して、高齢者は微増という傾向がみられます。
熱中症になりやすいのは65歳以上の高齢者
熱中症になりやすいのは予想通りに高齢者であることが、前掲の総務省のデータによって再確認できますね。
熱中症で救急搬送される人の大半は65歳以上の高齢者であり、別の資料である厚生労働省「熱中症の死亡数」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/necchusho25_1.pdf)によれば、約8割近くを高齢者が占めていることが明らかになっています。
熱中症の発生場所の1位は室内だよ
いくつかの信頼性が高いと判断できるデータを見てみたのですが、熱中症の発生場所で1番多いのが室内になっています。
夏の暑い日は家にこもりがちな高齢者が1番熱中症になりやすい、との結論が導き出されたようです。
さらに今年は夏のクソ暑い時期に大々的なスポーツイベントがあり、家にひきこもってしまう高齢者の増加が見込まれます。
特異的な環境である2020年から2021年にかけての熱中対策
なんか昨年2020年から世の中に厄介な病気が日本だけではなく、世界中を覆い尽くしているようです。本年2021年も外出するなよ❗とか、夜はフラフラすんじゃねえ❗とか言われています。
7月から8月という時期は熱中症のリスク因子です。高齢者にとって室内は熱中症のリスク因子でもあります。
2021年の夏には世界的なスポーツの祭典が東京で開催されるようですね。と、いうことは時間を持て余している高齢者は室内にこもって2021年7月23日から8月8日にかけて室内でテレビを観まくる方も多くなるのではないでしょうか?
ただでさえ医療崩壊の危険性が叫ばれている2021年の夏は、救急搬送されることの多い命に関わる熱中症にならないための対策が例年以上に必要になります。
公的資料の熱中症にならないための対策、かなり無理があるんじゃないの?
高齢者にならないことは無理ですし、暑い季節である7月8月を無かったことにすることも無理。
熱中症にならないための対策としては環境省は「熱中症予防情報サイト」では次のように伝えています
- 暑さを避けましょう・・・室内で冷房をガンガンにするしか無いじゃん。
- こまめに水分を補給しましょう・・・これで頻尿になっちゃう人が多いんだよなあ、マスコミ頻尿。
- 急に暑くなる日に注意しましょう・・・どうやって注意するんだろう?
- 暑さに備えた体づくりをしましょう・・・暑さに備えた体ってどんなカラダなの。
さらに意味不明なのが「各人の体力や体調を考慮しましょう」と「集団活動の場ではお互いに配慮しましょう」です。
要するに自分のことは自分で守れや❗ってことになっちゃいます。
環境省の偉い人、このあたりどのようにすれば良いかを具体的にご教示くださいませ(※できれば小泉進次郎大臣以外の方を希望、雰囲気やムードで語られても困りますので)。
2021年という特殊な年の夏場の熱中症対策としては、高齢者はまずはワクチン接種をしてなるべく外出を避けて、ガンガン冷房を効かせた風通しの良い室内でスポーツの祭典を観ることを提案します。でも、これだと健康面では確実に足腰が弱ってしまうし、電力とか別の問題が発生しちゃうか・・・。
熱中症関連ではさらにこんな問題も発生しています。
個人的にはアクエリアス派です、だって安いんだもん。