今から20年ほど前に颯爽と爺様に支配されていた日本の政界に登場したのが細川護煕さん。「日本もこれから変わっていくんだな」なんて感じた私です。
今回の都知事候補者としてマスメディアに登場した細川護煕さんの容貌をみて「えっ、こんなボロボロ⋯」とあぜんとしたのは私だけではないでしょう。別に都知事の容貌が美男・美女である必要はありませんが、あまりの見事な衰えっぷりといいますか、世捨て人を演じた陶芸家細川護煕としてみても、若い時の容姿が⋯・。
年齢がネックとされる細川都知事候補
ひょっとすると若い方は細川さんが日本国の首相であったことさえご存じない可能性もありますので、首相時代の写真を掲載します。
さすがに育ちの良さが全面に出ている高貴な顔立ち、55歳と言う若さが溢れんばかりの溌剌とした表情が⋯二十年と言う歳月は残酷なものです。中国共産党指導部の人の髪がふさふさであり、黒々している不思議を「なぜか髪の毛が黒々な中国指導部、世界一老いを恐れる指導者達」と題して考察した私ですが、指導者が老けているということは非常にマイナス面が強調されてしまいます。
メディアの扱いも他の候補者と比較して細川元首相の年齢が76歳であることが強調され、ある新聞などでは「都政史上最高齢の都知事か?」的な報道をしていました。現在日本人男性の76歳における平均余命は10.35年ありますから、2020年の東京オリンピックでも健在である可能性が高い方に失礼だと思います。
そこで細川元首相に提案です
もともとハンサムでノーブルな容貌・立ち居振る舞いの方なんですから、海外の政治家並みに少しエイジングケア的な治療をしませんか?基本的には老化によって全体の顔の筋肉がたるんできて重力にさからえない為にフェイスラインが崩れて「疲れきった老人」のように見えてしまうのです。当院お薦めの治療としては「ハッピーリフト」という30分程度の治療時間でスッキリ若返ることができるものをお薦めします。
⋯といっても細川元首相のエピソードとして「新聞記者時代でもお金を持ち歩かなかった⋯あとで家令が支払いにやってきた」というものがありましたね。申し訳ありませんが当院ではお支払いは現金、又はクレジットカードでお願いいたします。
なぜ老いは政治家にとって致命傷なのか?
古くは米国のケネディ大統領、今はオバマ大統領、大衆は若い政治家に未来を感じとり、大きな期待感ととにかく旧態依然とした政治の流れを変えてくれる、と単純に思ってしまうのです。
いくらそれを衆愚政治といっても流れは変えられません。日本では以前は政治家は「60、70は鼻たれ小僧」なんて言い方もあったそうですが、老けた容貌はいただけません。年齢が一定以上であっても若々しいというイメージを大衆に与える必要があるのではないでしょうか?
野生の動物の世界ではシミが浮き出て、皮膚がたるんだ状態であるとオスは若いオスに打倒される危険も生じますし、群れをなす動物においては「必要ない個体」と認識されてしまうのです。動物は年齢をお互いに教え合うことは不可能ですから、特に「見た目が大切」なんです。2020年にオリンピックが開催される東京です、世界中が今回の都知事選に注目をしています。
都民の皆さんは、一時候補者が宇都宮さんと田母神さんの二人しかいなくて、苦渋の選択を強いられる状況でしたが、舛添さん、細川さん(あっそうだ、ドクター中松もいた)などの立候補で選択肢が増えてホットしていることでしょう。 私は個人的に滝川クリステルに立候補してもらいたかった、残念。