ACミランの本田圭佑選手は目を美容整形したのか, それともレーシックの失敗か?

更新日:

本田選手がACミランに移って活躍をしていることが、大きく報道されています。本田選手が子供の時に宣言していたことを実現させたって、本当に素晴らしいことですよね。しかし、そんな本田圭佑選手に対して以前から「近視に対してのレーシック手術を受けて、実は失敗したんじゃないの?」、「最近の彼の目ってヤバくない?プチ整形?」なんていう単に噂にすぎないレベルの情報が飛び交っています。私のクリニックは美容の手術を行なっていますし、私自身レーシック体験者なので「本田圭佑の目を取り巻く問題」をかなり独善的に考察してみますね。

本田選手のレーシックは失敗だったのか?

3b84f19d_jpg__853×640_

レーシック手術を受けて、老眼症状が早期に出現してしまったため愚痴のブログを「レーシックをして、老眼に悩まされ後悔している私(涙)」と題して書きましたが、これは決して近視に対する手術が失敗したということを述べている訳ではありません。私自身も両目を同時にレーシック手術をしたのですが、最初の手術後に片側の調子が思わしくなかったのため、再手術を行ないその後は両眼とも近視の症状は改善しているので、再手術をしただけでは失敗とは言えないのではないでしょう?

レーシックの治療は最初から100%望んだ視力を確保できる訳はないよ、との説明も受けていましたし、一回の治療で上手く行かなくても気軽に再手術が可能であることもレーシックがここまで盛んに行なわれるようになった要素だと思います。もちろん盛り上がっている業種ですので、良いクリニック・悪いクリニックが入り交じっていて選択は慎重に行なわなければならないのは当然ですが。

もし、本田選手がレーシック手術を失敗していて、視力に問題を起こしていたら現在の活躍はあり得ないのではないでしょうか?受け入れ先のミランだって高額な費用での契約をするので、本田選手の健康状態を把握するレベルは日本のスポーツ業界では考えられないほど厳しいものでしょうし、万が一視力に問題を抱えたまま契約していたら⋯高額なペナルティーを本田圭佑選手は支払うことになると予想されます。視力問題を抱えていたら今回のような素晴らしいゴールを決められる訳ないです。

あふれかえる情報を整理しますと、
・レーシックを受けたのは事実
・ひょっとして思わしいくない結果だったので再手術を受けた可能性はある
・どちらにしても現時点で視力に問題は無い
と言うことになりますので、「レーシック手術失敗説」は否定されますよね!

じゃあ、本田選手は目の美容整形を受けたのか?

ACミランはイタリアのサッカーチームですよね、イタリアといえば首相が美容整形をして、植毛・増毛をしてしまうお国柄です。元首相が他に起こしたといわれる事件に関しては当然責任を追及されていますが、シルヴィオ・ベルルスコーニ元首相が美容外科的な治療を受けたことに対しての批判ってあまりありません。

15986_jpg__650×476_

本田選手はもともと野生的というか、戦闘的な顔つきをしていました。全く問題ない容貌だったのですが、今後世界に羽ばたくためには欧米人に好意を持ってもらうように事前に目の周囲の美容整形を受けていた可能性はありえます。

以前、目の周囲の様子が変化したことを受けて「レーシックを失敗したからあのようになった」なんてもっともらしいコメントしていた識者もいますが、レーシックは失敗していないとう結論が先ほどでました(私が独断で出したのですが)。対世界戦略として、欧米人に好意を持ってもらいやすい容貌にする為に、目の美容整形を受けても別に良いのではないでしょうか。本田圭佑選手は子供の時から自分の人生設計を考え、実現しています。まさに有言実行。彼の深遠で壮大な計画設計図においては世界を相手に大活躍するため、少しでも好意を持って貰うために、ちょっとお顔の細工していたという強引な解釈もできます。ひょっとして子供の時に書いた文集に「将来世界デビューをするために、目の周りを整形します」なんてあったら面白いのですが。

成功した人にケチをつけたがる風潮

そういえばベルルスコーニ元首相ってサッカークラブのACミラン会長でしたよね、つまり美容整形OK派のオーナー(現在は表面上は辞任していますが実行支配はしていると思われます)の芸風に合わせて美容整形をしておくなんて、本田圭佑って素晴らしいスポーツ選手であるだけでなく、実業家としてもきっと成功するような人なんだと思います。

私はスポーツはあまり詳しくないのですが、成功した人にケチをつけるような風潮に対していかがなのもかと思いまして、このブログを書きました。 「男が美容整形?」なんて声が裏返りそうになって主張するオッサン、ここは大人の対応で、世の中は変わっていくことを受け入れないと。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

Affiliated Medical Institutions

主な提携医療機関

一般診療
診療日
月・火・水・金
9:30~12:30/15:00~18:30

土 9:30~12:30
休診日
木・日・祝
受付時間
9:00〜12:15/14:30〜18:15

泌尿器科・内科・形成外科

フリーダイヤルがご利用になれない場合は03-5721-7000

美容診療
診療日
月・火・水・金・土
10:00~18:30

※完全予約制です。ご予約はお電話ください。
休診日
木・日・祝
受付時間
10:00〜18:30

美容外科・美容皮膚科

フリーダイヤルがご利用になれない場合は03-5721-7015

© 2023 医療法人社団 萌隆会 五本木クリニック