ホントに韓国は美容医療先進国なんだろうか?

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「外見の美しさ」にとらわれる外見至上主義は韓国の特徴のひとつ。わざわざ韓国まで行って美容整形を受けたがる女性が多いの、美容整形大国・美容医療先進国というイメージがあるからでしょう。でも、それってイメージ戦略では?韓国は日本より凄いと韓国側が発信したイメージの可能性があります。内面至上主義ではないですが日本は決して劣ってはいませんし、むしろハズレをひく確率は確実に日本の方が低いはずです。

コピペ美人?韓国のミスコンで選ばれた人々

友人にこんなサイトを教えてもらってびっくり。2013年のミス韓国にエントリーされている方々です。私のブログがデータを多用したものが多くて、読み込むのが難しいなんて意見もありますから、今回はデータに裏付けされていないあくまで主観的なことを述べてみます。下の写真をご覧ください。

以下の写真はカイカイ反応通信(http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/)から引用させていただきました。

皆がそっくりなミス韓国候補者

確かに皆さん美人ではあります。私たちプロの目から見るとほとんど全部の方が化粧以外の方法を使用して、つまり美容外科的治療を受けていると思われます。目と鼻は確実にいじっています。

鼻って簡単にプロテーゼを入れるとトラブルが起きることはブログでもお伝えしました

英国経済紙エコノミストによると一番美容整形を受けている人の率が高い韓国は確かに美容大国です。一方整形美容先進国とはたしていえるのでしょうか?

韓国における美は、私の目には特定の美人のイメージがあって、いかにそれに近づけるか?が優先事項としか思えません。個性は全く感じられません。いったいぜんたい何か決まった目標があるのでしょうか?

サムスンと同様の方式で、目標に対して大量生産するのはお得意かもしれません。

以前ブログに書いたのですが、中国では韓国が美容先進国と思われていますから、中国発信と思われるいかがわしいネット上の広告はこんな写真を抜き取って使用しているのかもしれませんね。

韓国のベテラン整形外科医と話して感じたこと

数回、韓国を訪れて人気のあるとされている美容外科医・美容皮膚科医複数名のクリニックを見学したことがあります。また、有名整形外科医を当院に招いて実際にライブサージェリーを行ったこともあります。

そこで感じたこと、あくま私の感想および当クリニックの感想です。

  • 手術が荒い・乱暴
  • 手術に絶対的に必要な清潔操作の欠如
  • いかに短時間で収益性の上がる治療を優先するか
  • 韓国では市場は飽和状態なので海外、特に東南アジア進出を望んでいる
  • 韓国美容ブームの日本でひと稼ぎ
  • 顎の骨を削る手術を希望する患者さんが多いが、その技術を持っている医師が少ない

以上が良いイメージを持たなかった点です。

一方、美容機器メーカーを何社か訪れましたが

  • 技術者のモチベーションは非常に高い
  • 将来的にはアメリカに販路を広げたい
  • 英語が堪能
  • 仕事が早い

と医師とは逆の印象を受けました。

特に意外だったのは、韓国では美容治療が望むようなものにならなかった場合、クレームがほとんどない、と聞いたことです。

クレーム時にはクリニックの前で大声で叫びながら号泣するを韓国の人の姿、をイメージしてしまいますが、そんかことは無いそうです。

つまり心無い医師・未熟な医師がもしもいたとしても大した騒ぎにならないとのことです。

日本人と韓国人の比較

これも同じサイトで紹介されていたのですが、昔の日本女性の多分ブロマイドと韓国のそれを比較したものです。当時の水商売の女性の写真が売られていたそうなので、これは個人の記念写真ではないと思われます。

昔の日本女性のブロマイド

私には非常に美しい日本人女性に思われます。西洋風の日本美人はこんな感じです

現代でも通用する昔の日本人女性の写真

美の基準は個人で違うでしょうけど、私には現代でも通用する美人に思われます。

一方韓国のブロマイドと思われるものです。

昔の韓国人女性の写真

うーん、ちょっと少なくても日本では美人の範疇には入らない可能性が大ではないでしょうか?

となると韓国の美人の基準は、誰かのモノマネ???

一番最初の美人コンテストの写真と昔の韓国の人の写真を比べると、今の韓国で求められている美人の基準は昔のものとは明らかに違うと思われます。

一方日本では昔の美人が現代の基準で売れっ子スターになれるかは別として、美人であることは揺らがないのではないでしょうか?

ミスユニバースやミスワールドは健康的な美と教養が選考基準のベースになっています。また個性も重視される傾向があるそうです。

韓国の美の基準はやっぱり世界的にみると特殊に思えてしまいます。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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