実はイランは美容大国です⁉鼻の手術とレーザー脱毛が人気なんだよ❗ 2015-05-16

鼻にテープを巻いた女性が多数いるイラン

イランの女性でレーザー脱毛が大流行？なんでそんなこと言い切れるのか？との疑問もあるでしょう。某隣国の脱毛レーザー製造会社を見学したことがあり、たまたま営業成績の表彰式に遭遇する機会がありました。その時、トップセールスで表彰された人はイラン地区担当者だったのです。レーザー機器といえばアメリカが頭に浮かびますが、イランに対しての経済制裁があるため、脱毛レーザーを輸出するわけにはいかないので、その間隙をぬって某隣国がイランという隠れた脱毛市場に目をつけたためです。

また、イランでは「鼻の手術」も盛んに行われているのです。この鼻の手術が日本の常識と真反対で、鼻を低くするための手術ということが興味深いですよね。

美容外科医の数も半端ないイランです

日本美容外科学会の会員は1000人ちょっとに対して、イランの美容外科医数は3600人くらいとされています（www2.ttcn.ne.jp/による）ので、人口が日本の6割強であることを考えると、美容大国と言えるのです。宗教的制限が強いイランでなぜ、美容外科医が多いのかという理由として、戦争があります。

以前から何回かお伝えしてきた整形外科・形成外科・美容外科の歴史は戦争によって傷つけられた部分を治す、より綺麗に治す技術が美に向けられたことによって進化をしてきました。イランでは長い間、戦争を行ってきていますので、負傷者を救うために整形外科が発展して、せっかく治療するならなるべく見た目も重視して治療する工夫をするように医師は心掛けるでしょうから、美容外科的な技術をもった医師が多いのも納得がいきます。

革命が起こる前は親米国だった影響もあり「美容外科」という美を追求する医療に対しても、私たちが考えるほどの抵抗感はないのかもしれません。気になるのは熱狂的なイスラム教を信仰する人の美容外科に対する考え方ですが、劣等感を取り除く処置として肉体を故意に傷つけることは許される、という解釈もあるとのことを、某隣国レーザー機器メーカーの営業マンに聞いた記憶があります。

イランで行われる鼻の手術は低鼻術？？

イスラム教の女性の姿といって思い浮かぶのは黒っぽい布で手足の露出を防ぐ衣装姿です。イランの場合はチャドルといって、顔を露出することは許されているので、鼻の手術をした後にテープで固定した女性をテヘランなどの都心部で見かけることは少なくないとの報道が以前デジタル朝日新聞でありました。

イランの女性は目元の化粧にもかなり力を入れていて、飛行機で乗り合わせたイランの女性と思われる方のメイクをガン見してしまったことがあります。

イランの鼻の手術は盛り上がった鼻の根元を削ってすっきりした鼻のラインを作り出す治療で、日本でも少数ですが希望者がいる治療方法です。骨を削る治療なんで、日本で人気のあるシリコンプロテーゼを使用した隆鼻術のような、後でプロテーゼがとびだしてしまうようなトラブルはありません。宗教的なしばりがありながら、美容外科手術を行い、レーザー脱毛を行うという女性の美に対する強烈なエモーションは、強権的な政治体制でも抑圧できないくらい大きなパワーを秘めているのですね。

男性で一番レーザー脱毛を行っている職業はなーんだ？

最近は男性でも髭を剃るのが面倒という理由でレーザー脱毛を行う人が多くなっています。中には彼女が全身脱毛して、ツルツルの肌になったことに対して、毛むくじゃらの自分がなんだか汚らしいと思えてきて、男性でも広い範囲の脱毛を行う方もいます。ある職業の方はレーザー脱毛がマストとなっているのご存知でしょうか？

◎お知らせ　　当院でもレーザー脱毛は行っていますが、有資格者によって施術を行っていますので料金も高額ですし、対応できる患者さんの数も限られてきます。本年のレーザー脱毛の患者さんは残念ながら満杯状態ですので、新規のレーザー脱毛のお申し込みは誠に勝手ながらお断りさせていただいています（2015年5月現在）。お急ぎの方はリスキーと考えられるエステの脱毛ではなく、パナソニックなどから出ている「自宅で簡単に脱毛」できる脱毛機器で今シーズンは凌いでくださいませ。全く効果がないわけではない、ということは当院の実験で証明済みです。