肝斑とシミの違いってご存知しょうか?シミを肝斑だと思い込んで市販薬のトラネキサム酸を飲み続けて効果がないと嘆いている方もいますし、医師でさえシミだと思い込んで肝斑にレーザーを照射してしまうと悲惨な結果になります。
本記事の内容
レーザートーニングに最適なレブライトというレーザー治療器
皮膚科学会は「肝斑の治療にレーザーはダメ」と言っていますが、それは時代遅れでありレーザーの機種と技量の差なので
皮膚科学会さま「肝斑にレーザーは効果ない!」と言い切って良いんですか?
というブログを書いて各方面から袋叩きにあった私です⋯泣。
美容皮膚科の世界では肝斑のレーザー治療として「レーザートーニング」が行なわれていて、現在日本で新しいQスイッチヤグレーザーはメドライトC6とされていますが、世界基準としては残念ながら古い機種になってしまっています。
REVLITE(レブライト)という次世代のレーザー
がC6の上位機種レーザーとして登場したため、もはやメドライトC6は時代遅れになってしまっています。
肝斑を治すためのに圧倒的な効果があるレブライトというレーザーについて
なんでお前、「レブライト、レブライト」って言ってんの、と思われますが、そりゃ言いますよ、買ったんですもの「肝斑治療専用機」として。今まで肝斑治療にレーザートーニングとしてメドライトシリーズを使用して来た当院として、肝斑の治療にメドライトだけだと効果はあるのですが、効果抜群とまで言い切ることはできませんでした。
レブライトがメドライトの上位機種として米国で肝斑やタトゥーの治療の主役になっていることは知っていましたが、日本では未だ数台しか導入されていませんでしたので、果たして日本人の肌質にあったパワーを持ったレーザー治療器であるか様子を見ていました。米国で日系人の症例が多数治療実績として出て来ました。
当院の治療器導入にあっての「どんなに流行していても効果が十分出ないものは導入しない、他が導入していなくても効果があるなら即効で導入」という堅く守り続けたルールがあり、実際にデモンストレーションで当院で数名の医師・スタッフに対して治療を行い、シミや肝斑を治す方法として確実な効果が得られたので、買ってしまいました〜(高かったけど)。
これだけ効果があったら導入しない方が問題ですって❗
レーザートーニングで肝斑が治る理由
色素に合わせた波長を治療する部分に照射することでQスイッチヤグレーザーは効果を発揮します。このレブライトは米国では今までレーザーでは難しいと言われていたタトゥーの特殊な色の効果が高いために、先端をいく美容皮膚科ではスタンダードとなった模様です。日本人の肝斑と米国人の肝斑って少し性状が違うものと考えられています。
日本人の肝斑の原因は過剰な皮膚への刺激が原因
と考えられています。というのも日本人ほど「肌のキメ」にこだわる国民は少なく、ファンデーションを日常使いしている珍しい国民性と欧米からは見られているのです。ファンデーションはとにかく落ちにくいものが好まれますので、化粧を落とす時に強く皮膚を擦ることが日本人の肝斑の大きな原因と当院は考えていますし、日本でも新しい研究をしている美容系の医師もそのように主張しています。さらに間違ったマッサージ方法も肝斑の原因となっており、長年の刺激によって皮膚に色素沈着が起こっている状態が日本人の肝斑の実態なのです。
レーザートーニングで肝斑を治療する場合、ある程度の距離を皮膚から於いて、ピンポイントでは無くシャワー状にレーザーを照射します。シミに対するレーザーの効果はメラニンを直接破壊することなのですが、肝斑に於ける色素に対しては直接刺激を与えると逆に色素沈着が酷くなってしまうのが大問題でした。レブライトによるレーザートーニングは、1000分の1秒単位で照射することによって「色素の塊を割る」イメージなのです。割れた色素(メラニン)はマクロファージと呼ばれる細胞に吸収されて(食べられて、という表現でもいいかもしれません)、消え去って行くのです。
肝斑とシミが混合している場合の治し方
これが結構難しいものでした、しかし、レブライトは「シミはシミ、肝斑は肝斑」として治療することが可能です。もちろん当院はシミ専用のレーザーも各種取り揃えていますし、肝斑にある程度効果のあるレーザーも複数台所有していますし、さらに光治療器に至っては売るほど揃えています 笑。肝斑とシミが混在している日本女性が多いので、レブライトは間違いなく数年後には日本でもスタンダードなレーザー治療器となるでしょうね❗
シミと肝斑の治療法については「肌のトラブル 肝斑」をご覧ください、