えっと、これは非常に言いにくい話なんですが、女性の方、憧れの男性に会うときってどこに気をつけますか?
普段以上に時間をかけてお化粧をして、髪の毛を整え、オシャレな洋服を選んで、もちろん体臭にも気をつけて⋯とかなり念入りに身支度をされているはず。
でも、やっぱり男はあれでした⋯男性は女性のどこを見ているか??はい、顔や髪型なんか見てはいなくて体、それも胸、腰、ヒップをチェックしているなんて事実が研究によって明らかになっています。
女は顔じゃない、ボディだ!
泌尿器の医師が中心となって日本メンズ医学会という男性ホルモンを中心としてエイジングケアや男性更年期障害などを研究している学会がありますが、この学会で以前、女性は男性のどこに注目しているか?男性は女性のどこを最初に見ているか?なんて内容の報告を聞いた記憶があります。大阪大学の辻村医師の講演だったと思うのですが、女性陣の批難が大阪大学に向かってもいけないので、海外にそれに類似した研究論文がないか調べた所、有りました、有りました。「My Eyes Are Up Here: The Nature of the Objectifying Gaze Toward Women」というタイトルの論文で日本語だと「女性を客観視する視線の本質」です。
この実験はアイトラッキングという視線を記録することの出来る機器を用いて、異性のどこに注目しているかを調べたものです。この結果は非常に男性にとってマズい結果となっていまして論文では
- 男性は女性をobjectified glancesとして認識している
ということになりました。この英語を日本語にするのはおぞましいのでGoogle翻訳のせいにします「オブジェクト化色目」です 汗。もっとわかりやすい日本語にすると「男性は色目をつかって女性を物体として見ている」ということになります(これはグーグルの翻訳をあくまで私が理解しやすいように表現を変えただけです)。
米国女性は顔はもちろんボディも磨く
この研究はあくまで米国で行われたものであり、結果が即日本の男性に当てはまるわけではありませんのでご注意ください。米国では脂肪吸引や豊胸手術がFDA等の危険勧告をアナウンスしているのに日本とは比較にならないくらい多く行われています。
女性が危険を冒してまで此の様なボディに対する美容外科的治療を希望するのは、この男性の色目(ogle)に晒されていることを経験値として知っていることが大きく作用していることが予想されます。
最後に実験の詳細を報告します
研究対象となったのは大学名が明記されていませんが中西部の大学の29名の女性をデジタル加工した写真を36人の男性に見せ、その視線を the Eyelink IIというアイトラッキング装置を使用して記録して解析しました。
- 男子学生は女性に胸に注目した
- 引き締まった腰をチェックした
- 砂時計の様なボディをもつ女性(西洋では理想的とされるらしい)はより注目度を集めていた
というトンデモない結果になっています。ちなみにデジタル加工した写真はこんな感じです。
左の high idealの写真が一番注目されていたとのことです。
オジサン達は今後セクハラ問題もありますので、女性の体を見ないで、顔を中心に見るように心がけましょう!でも、それだと「顔をジロジロ見る」これまたエロの烙印を押される気がしないでもないですが 汗。