2017年の衆議院選挙も終わりましたので、落選した豊田真由子元議員の「ハゲ〜❗」発言に絡めてブログをしたためさせていただきます。
本記事の内容
本年の流行語大賞確実な「ハゲ〜」ですが、これ女性にとっても悩ましい問題なのでは?
「ハゲ〜❗」これはオッサンでけではなく、女性をも敵に回してしまった発言です。
豊田真由子さんに罵られた秘書は男性ですが、毛髪のレベルがどの程度であったのか残念ながら詳細を知ることはできません。男性の場合、男性型脱毛症(AGA)と言われる状態ですと、プロペシアやザガーロという改善薬が自由診療ですが処方を受けることが可能です。
ハゲ〜と薄毛の分類って明確ではありませんが、女性に向かって「ハゲ〜❗」なんて暴言を吐く方はまず、いないと勝手に判断して話をすすめます。プロペシアやザガーロは女性には全く効果はありません。じゃあ、女性の薄毛対策はどうすればいいかを考えて見ますね。
女性の薄毛って男性の薄毛とちょっと違います
海外映画の大スターの中には薄毛というよりハゲと行った方が正確に頭髪の状況を伝えることができる人がたくさんいますよね。頭髪問題はご本人もあまり意識はしていない様子です。でも頭髪方面が乏しくなっても、バリバリ仕事をこなしている映画俳優って男性に限られるのではないでしょうか(私の独断でしたら失礼します)。
枯れた渋い演技をする男優は薄毛というよりハゲであってもそれなの評価を受けますが、女優さんの場合、同じような評価はなされないです。そこで、ご本人もカツラ(ウイッグっていうのかな)や薄毛対策を行なっていることが予想されます。
頭髪の薄さは、実際の年齢より老けてみえてしまう大きな原因ですから、男性以上に女性も気にかけている深刻な問題です
リクルートライフスタイル 男女2万人に聞いた!「薄毛に関する意識調査」結果発表 より 40歳から49歳の間で、薄毛問題を抱えた方は男性より女性の方が上まることがこの調査からわかります。じゃあ、女性の薄毛問題解決方法はあるのでしょうか?
薄毛対策は再生医療が王道かな?
今年になって再生医療を悪用して、エイジングケアに効果あるとかがん治療が可能と称して逮捕された医師と業者がいたことは記憶に新しいのではないでしょうか?再生医療を行うためには厚生労働省に届出が必要ですし、1つ1つの治療法ごとに治療計画などの複雑な書類を提出しなければなりません。
再生医療自体の信頼度を揺るがせた一部の心無い医療関係者によって、かなりイメージが悪くなっています。
当院は再生医療を行うことを厚生労働省に届け出ていますので、発毛治療としてPRPと呼ばれる方法を提案します。PRP療法(自己多血小板血漿療法)は自分の血液から血小板(これが細胞を活性化させる)を遠心分離で取り出し、その効果によって発毛を促進して薄毛対策をする治療です。
この症例写真は当院で50歳代の女性にPRP治療を一ヶ月毎に6回繰り返した結果です。これ実は本人はもとより当院的にも驚いたほどの著効例なので、全員が全員ここまでは回復しないとお考えくださいませ(実はこの症例よりもっとすごい効果があった患者さんもいたのですが、写真を掲載OKがいただけませんでした)。
PRP治療+「パントガール」内服がさらに薄毛対策の効果を高めます
男性の薄毛対策の処方薬としてアボルブとザガーロがあり、これは厚生労働省によって使用することが認めらています。実は女性向けの育毛内服薬で「パントガール(Pantogar )」という薬があるのですが、日本で承認される様子は残念ながら現時点ではありません。薬ですから副作用が出る可能性は当然ありますが、現時点で報告されいるものは皮膚のかゆみ等の重篤なものではありせん。
多分、個人輸入でも購入可能ですけど、副作用が出た場合の責任の所在はその場合自己責任となるのでご注意くださいね。当院としてパントガールを処方するのは、PRP治療に加えることによって発毛効果が高まるとの判断しており、パントガールだけの処方は行なっておりません。
豊田真由子元議員の頭髪方面も気になるんですけど
普通は面と向かって言葉にしないような発言をしてしまった豊田真由子元議員ですが、彼女の頭髪もチョット気になってしまいました。爆弾発言前の写真を見ると若々しさを強調するためか、ボリューム感溢れる毛髪です。
よくよく見るとオデコと分け目の毛髪が若干気になります。さらに落選が決定した時点の写真を見ると⋯
かなり髪のたちがありが抑えめで、オデコ周辺の毛髪も悲しそうな状態になっています。反省の意味を込めて疲れ切って、地味であった方が良いと判断したのかな?
人のふり見て我がふり直せ、なんて格言もありますので豊田真由子さんもご自分の毛髪の状態をしっかり把握して見たらいかがでしょうか?