尿潜血検査とは
尿に赤血球が混じっているかどうかを調べる検査で、結石や腫瘍などの疾患をスクリーニングする検査として適してします。腎臓で正常に血液が濾過されていれば尿に赤血球が排出されることはないため、この検査で陽性になった場合は、腎臓や尿管、膀胱、尿道のどこかに血液の漏出や出血、炎症などの異常が疑われます。
検査方法
尿コップなどに採尿した尿(中間尿)に試験紙を浸し、試験紙の変色の度合いから陽性、疑陽性、陰性を見ます。尿沈渣を行い、尿中に赤血球が含まれているかどうか顕微鏡で確認した上で、尿潜血の確定診断をします。
検査項目
尿潜血の有無
当クリニックの考え方
体に負担のない検査であり、泌尿器科の検査の基本中の基本です。ウロペーパーという試験紙を使用していますが、白血球の有無、尿蛋白、尿糖等も同時に検査可能です。
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