排尿日誌(排尿記録)とは
毎回の排尿の時刻、尿量などを記録します。排尿の客観的なデータを取ることで自分の排尿の状態を把握でき、医師が的確な診断や治療方針を決定する上で役に立ちます。
検査方法
排尿した時刻、排尿量などを専用の排尿日記に記入していきます。排尿量の測定は、計量カップ、目盛りの付いた紙コップなどで行います。
検査項目
記入日の年月日、起床時刻、就寝時刻、排尿した時刻、排尿量、排尿の切迫感や尿漏れの有無、その都度の水分補給量、排尿時の状況、尿漏れパットの使用の有無、その日の体調や気分など
当クリニックの考え方
ご自身で頻尿と感じていても、実際に排尿記録を付けていただくと頻尿の定義から外れることがあります。中には排尿記録を付けることで頻尿が治まることもあります。外出時には測定しにくい場合もありますので、できれば週末など1日家にいる日を選んで記録していただく場合もあります。夜間頻尿が主訴の場合、排尿のために起きているのか、実際に尿が多くたまるために尿意が出現して排尿しているかの判断をするために重要なデータです。本来なら2週間程度の排尿記録が望まれますが、3日程度の記録でも参考になることもあります。
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