採尿・検尿とは
尿の中に含まれる成分や、尿量・尿色などを調べるために尿を採取することをいいます。尿は腎臓で作られた後、尿管、膀胱、尿道を通って排出されます。この経路のどこかに問題があると尿に異常が現れるので、採取した尿をさまざまな検査にかけることで病気を発見できます。患者さんにとって侵襲性がない一方で、多くの情報が得られる検査方法です。
検査方法
尿検査に必要な量の尿を、紙コップなどに採取します。採尿した尿を分析器にかけて分析したり、顕微鏡で尿に含まれる成分を観察したり、試験紙につけて化学的分析を行ったりします。
検査項目
泌尿器の病気:
尿pH検査、尿潜血検査、尿細胞診検査、尿培養検査、尿沈渣検査、PCR検査など
当クリニックの考え方
泌尿器科にとって基本中の基本の検査といえます。自然排尿した尿で検査が可能ですから、痛みを感じることのない、侵襲性のない検査です。その尿を顕微鏡で見たり、培養したり、染色したり、PCRで増幅したりすることによって多くの情報を得ることができます。
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