CT検査とは
検査する部位に対してX線を360度全方向から照射し、通過したX線量の差をコンピュータで解析して体内を輪切りにした画像を撮影します。腫瘍や結石などがある部位や大きさ、血栓や動脈瘤などの血管の病変など、さまざまな病気の診断に利用されています。
検査する部位の断面図に加えて、現在では立体的な3次元画像やあらゆる方向からの断層画像も可能になり、より正確な診断ができるようになっています。
検査方法
CT装置の寝台にあおむけに寝て、ドーナッツ状の装置(ガントリー)の中に入り撮影します。検査時間は検査する部位によって異なりますが、大体5〜15分です。
造影剤を使う場合などは、午前中の検査では朝食を、午後の検査では昼食を取らないようにします。
検査の際にはネックレスなどの金属類は外し、検査技師の指示に従って動きを止める必要があります。
検査項目
- 泌尿器の病気:
腎臓や膀胱、尿管の形状、がんや結石などの撮影 - 肝臓の病気:
肝臓の腫瘍性病変などの撮影
当クリニックの考え方
大病院などは機械の設備があっても長時間お待たせしてしまうことが多いので、当院では提携している検査専門の機関へご紹介いたします。
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