生検とは
普段の日常生活では生検という言葉は耳にすることはほとんどないかもしれません。生検は数ある検査方法のひとつです。具体的には、病気の診断のために、がんなど病変の一部を採取し、その組織片を顕微鏡などで調べる検査のことを生検といいます。画像検査や内視鏡検査など各種検査を経た後、最終的に生検で診断を確定し、治療方針や治療方法などを決定します。
検査方法
麻酔をかけ、メスや針、内視鏡などで病変部の一部を採取します。前立腺では、皮膚に穿刺針を刺して採取するときには、超音波検査などで採取する部位を明らかにしながら行います。採取した組織片を染色し、顕微鏡で組織の形などを観察します(病理検査)。
検査項目
穿刺針による針生検、切開して病変組織片を採取する切開生検、内視鏡で病変部を観察して組織片を採取する内視鏡下生検など
当クリニックの考え方
PSAが高いからといってすぐに前立腺の生検をすることはありません。当院でも生検は行っております。日帰りでできる点が特長です。検査によるがんの検出率は、他施設と比較しても遜色のないものです。
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